2010年07月04日

c.LINKはホームネットワークの理想郷?

今やテレビもネットに繋がる時代、家中どこの部屋にもネット環境が欲しいところですが、そこで問題になるのがネットワークケーブルの配線です。最近建てた家ならば、テレビや電話と一緒にLANケーブルも配線してあるところも多いと思いますが、まだまだそのような設備がない家がほとんどだと思います。

新たにネットワークケーブルの配線工事まで踏みきれなかったり、賃貸で工事ができない等の理由で、代わりに無線LANを利用している方も多いと思いますが、有線LANほどの速度も安定性も得られずに不満があるのではないでしょうか。

また、電力線を利用したPLCと呼ばれる機器もありますが、元々高周波信号を流すことを想定していない電力線を使うので、他の機器に影響を与えたり、逆に他の機器からの影響を受ける心配があります。

これらの問題を全て解決してくれそうなのが、c.LINKという方式です。

c.LINKモデムを使ったホームネットワーク構築例

c.LINKでは、テレビの配線を利用してネットワークを構築します。昭和以降に建てられた住宅ならば、テレビ配線くらいは家中に張り巡らされていると思いますが、それをホームネットワーク構築に利用できます。通信速度もなかなか速くて、80Mbps以上出るようです。

テレビの配線は元々高周波信号を流すことを考えているのでシールドされており、PLCや無線LANのような電波干渉の心配は少ないです。また、地上波とBSの間の使われていない周波数を利用するので、テレビもちゃんと見ることができます。

最近はDLNA対応テレビが増えてきて、テレビもホームネットワークに接続したい機器になったので、テレビ配線と一緒にネットワーク配線もできるc.LINKは理想的です。

ただし、やはり余計な信号を混合/分離するので、テレビの受信レベルが多少下がってしまうようです。PC用のテレビチューナーはシビアなので、影響があるかもしれません。

先月まではc.LINKモデム2個セットで4万円近くしましたが、今月から19,800円になったようです。無料で10日間試せるお試しサービスもあるので、興味がある方は試してみるといいと思います。

ただし、信号が外に出て行かないように、宅内の分配器のアンテナ側に漏洩防止フィルタを付ける必要がある点は注意が必要です。集合住宅では戸別に分配器が用意されていて、自分でアクセスできる状態でないと使用できません。

参考リンク

2010年07月04日 【PC環境・周辺機器】 | コメント(0) |
2010年06月21日

FF14ベンチをフルスクリーンにすると3D化もできるらしい

FF14ベンチフルスクリーン化ツールはRadeonのCrossFireを有効化するために利用される例が多いですが、NVIDIAの3D Visionも使えるようになるみたいです。

うちにも3Dメガネ対応のGeForceがあるので、押し入れから引っ張り出してきました。

V7100 DELUXE COMBO

よーし、これでFF14ベンチを動かしちゃうぞー…ってGeForce2MXで動くわけないですね。VRAM32MBしかないし、プログラマブルシェーダーもありません。そもそも、今使っているPCにはAGPがないので、接続することもできません。

このビデオカードが発売になったのは2000年12月頃です。世間は今頃になって3Dとか騒いでいますが、NVIDIAは10年も前から取り組んでいました。(そして流行らずに終わった)

現在の3D Visionとこの頃の方式で決定的に違うのは、今はメガネのシャッターを切り替える同期信号をモニタ側から出すのに対して、昔の方式はビデオカードから直接駆動している点です。

当時のPCモニタはブラウン管が主流で基本的に表示遅延がなかったのに対して、現在主流の液晶モニタではほとんどの機種で遅延があり、映像信号が実際に画面に表示されるまでのタイムラグが機種によってまちまちです。今の環境でこのビデオカードを使用しても、うまくメガネと画面の同期が取れないと思います。

ちなみにこのビデオカードは3Dメガネだけでなく、TVチューナーやビデオキャプチャ、コンポジットビデオ出力機能まで付いています。非常に多機能なカードですが、全てが時代遅れというのが泣けます。もう、ただのガラクタの塊ですね。

2010年06月21日 【PC環境・周辺機器】 | コメント(2) |
2010年06月07日

無料で使えるHTMLエディタ SharePoint Designer

私はソフトウェアの真面目なドキュメントはHTMLヘルプにすることが多いのですが、昔はHTMLを書くのにWindows98に搭載されていたFrontPage Expressを使っていました。

その後、Windows XPを使うようになってからはDreamweaver MXを使っていましたが、WebサイトがブログベースになってからはHTMLを書く頻度も少なくなり、現在使っているVista機には何もインストールしていませんでした。

最近またHTMLを書かないといけなくなって、何か無料で良いソフトはないか探していたら、SharePoint Designerを見つけました。

SharePoint Designerは、以前はパッケージソフトとして販売されていたもので、現在は無料配布されています。

実はSharePoint DesignerにはMicrosoft Office IME 2007が付属していて、合法的に無料でVista標準のものより高機能なIMEが手に入るということで、私は既にインストールしてありました。ただし、インストール時の設定でSharePoint Designer本体は除外してIMEだけにしていたので、肝心のSharePoint Designerは使っていませんでした。

SharePoint Designerという名前からSharePointを使ってない人には関係ないものだとばかり思っていたのですが、蓋を開けてみたらFrontPageの後継、Expression Webの前身にあたるHTMLエディタでした。

実際にHTMLエディタとして使ってみた感じでは、FrontPage Expressのようなお手軽系HTMLエディタではなく、XHTMLとCSSでキッチリ作る感じのソフトです。XHTMLとCSSの文法を知らないと使えないかもしれませんが、私はこういうものを求めていたのでちょうど良かったです。また、最近の開発ソフトでは当たり前になったIntelliSenseもあって助かります。

ちょっとくらいお金払ってもいいよって人は、Expression Web 3.0の方がいいかもしれません。SuperPreview等、HTMLエディタとしての機能も強化されていますし、それ以外にもベクトルグラフィック作図ソフトのExpression Designや、動画エンコードソフトのExpression Encoderも付いてて、アップグレード版なら1万円程度で購入できます。今なら4.0が出ても無料バージョンアップできるので安心です。

2010年06月07日 【PC環境・周辺機器】 | コメント(0) |
2009年12月03日

スクリーンセーバを無効にしてもSC_SCREENSAVEが送られてくる

私はプロジェクタを天井に投影してベッドに寝転がってPCを使用する際にXbox360の有線コントローラを使用しています。

ゲームコントローラでPCの操作をするのに、最初は定番のJoyToKeyを試したのですが、何故かスタートメニューが開けない等の問題が発生しました。JoyToKeyのバグかと思い、同じようなソフトを自作してみましたが、そちらでも同様の現象が発生しました。

具体的に何が起こるかというと

  • スタートメニューを開くと一瞬で閉じてしまう
  • MediaCenterをフルスクリーンで使用しているとタスクバーが出てくる
  • 一度本物のキーボードに触れるとしばらく収まるが、少しするとまた発生する

キーボードを触ると収まることから、スクリーンセーバーか省電力機能を疑ったのですが、どちらの設定もこんなに早く現象が発生するほど短い時間設定ではありませんでした。

実際に何がおこっているのかSpy++を使って調べてみると、キーボードやマウスを1分間触らずにいると、WM_SYSCOMMANDのSC_SCREENSAVEが1秒間隔で繰り返し送られていました。この時間は他の設定によらす、決まっているようです。

SC_SCREENSAVEは、フォアグラウンドウインドウに対してスクリーンセーバが起動することを通知するメッセージです。スタートメニューが閉じたりMediaCenterが微妙にフルスクリーンモードを解除するのは、スクリーンセーバの起動を察知して反応しているようです。しかし、SC_SCREENSAVEが届くにも関わらずスクリーンセーバが起動しないので、今回のような問題が発生したようです。

また、このメッセージをアプリケーション側で適切に処理することにより、スクリーンセーバの起動を抑制できます。ゲームや動画プレイヤーなど、ユーザがキーボードやマウスをしばらく操作していないがスクリーンセーバは起動して欲しくない場合に、このメッセージを処理してスクリーンセーバの起動を抑制します。

SC_SCREENSAVEは、自前のアプリケーションからPostしても、拒否されなければスクリーンセーバを即座に起動できる(起動してしまう)という性質のメッセージでもあります。しかし、拒否していないにも関わらずスクリーンセーバが起動しないことから、このメッセージを送ってくる犯人はサードパーティ製のアプリケーション等ではなく、Windowsのコアかそれに近いMicrosoft製のコンポーネントであることが予想されます。

結論として私のVista Ultimateに入っているDreamScene(Ultimateの特典の動画壁紙機能)が犯人であることが分かりました。

調べた結果、スクリーンセーバを「(なし)」に設定していても、指定した時間になるとSC_SCREENSAVEが送られてくるようです。今回はスクリーンセーバの待ち時間が1分になっていたので、1分で送られて送られてきました。0分に設定しようとすると1分になってしまうので、999分のように十分に長い時間に設定することで回避することにしました。

ちなみに、ユーザがキーボードやマウスを最後に動かした時間というのは、GetLastInputInfoというAPIで取得することができます。JoyToKeyのようなアプリケーションでは、SendInputというAPIを使ってマウスやキーボードの操作をエミュレーションするのですが、このSendInputでGetLastInputInfoの時間もリセットされます。しかし、今回問題になった無操作時間の判定には、GetLastInputInfoとは別の時間が使われているようで、その時間はSendInputではリセットされないようです。

2009年12月03日 【PC環境・周辺機器】 | コメント(0) |
2009年11月21日

ポケットサイズLEDプロジェクタ μ view を買ってみた

以前から光源にLEDを採用したプロジェクタが欲しいと思っていたのですが、第1世代にあたる機種がこのところ値崩れ傾向にあるので1つ買ってみました。

私が購入したのはTHE MEDIAが販売するμ viewで、アドテックが販売するAD-MP15Aと外装が異なるだけの同等品です。購入時の価格は15,990円+送料700円の16,690円です。

スペックは、明るさが15ルーメン、VGA(640x480)解像度のLCOS方式、コントラスト比200:1となっています。プロジェクタとしては玩具のレベルで、巨大スクリーンで迫力のある映画を見るという用途には向いていません。

同クラスで超小型DLPを採用したOptoma PK101がコントラスト比1000:1なのに比べると、コントラスト比の低さが気になります。ただし、PK101は解像度が480*320しかないので、文字を読むのは厳しそうです。

この機種の15ルーメンというのはどの程度なのか、試しに明るい部屋で壁にA4サイズで投影するとこのようになります。

明るい部屋でA4サイズで壁に投影

次の写真は昼間にカーテンを締め切った状態です。(実際は読み書きできる程度に明るい)

昼間にカーテンを締め切ってA4サイズで壁に投影

A4サイズでこの程度なので、昼間はあまり使えません。

夜で完全に真っ暗の状態ならば、36インチ程度でテレビ感覚で普通に使えて、46インチでも見れるレベル、60インチでも明るい映像なら我慢すれば見れなくもないといった感じです。プロジェクタ用のスクリーン無しでの状態なので、ある程度ゲインの高いスクリーンを使用すれば60インチでも使えそうです。ただし、このプロジェクタは時分割によるRGB合成ではなく、液晶モニタのようにRGBのサブピクセルでカラー表示を行っていいるので、60インチまで伸ばすと目が良い人はサブピクセルが見えて気になるかもしれません。(気になるようなら少しフォーカスをボカせば良い?)

こんな玩具のようなプロジェクタですが、1つ素晴らしい使い方があります。それは、天井に投影して寝ながらテレビを見ることです。私はこれがやりたくて購入しました。

寝室の天井に投影

これは寝室のベッドの真上に投影した状態で、画面の大きさは46インチ程度です。この写真では部屋も映るように少し明るくしていますが、完全に真っ暗な状態だと十分に見れる明るさです。寝る前にテレビや映画を見るという使い方だと、明るすぎるのは逆に困るので、このくらいがちょうどいいです。(実写の暗いシーンはちょっと厳しい)

製品に付属するミニ三脚を使って上向きに設置することも可能ですが、この機種は縦長なので重心がくずれて倒れてしまいます。このあたりのいい加減さが安物という感じですねw

普通のプロジェクタを天井に向けて設置すると熱の影響で壊れてしまうようなので、低消費電力のLEDプロジェクタならではの使い方です。ランプ寿命を気にせず使えるのも良いです。

ちなみに、この製品には(他の同クラスの製品も全てそうだが)台形補正機能がありません。スクリーンに対して斜めから投影すると、プロジェクタに近い側と遠い側で投影距離に差ができるので映像が台形に変形してしまいます。天井の見やすい位置に投影すると必然的に斜めからの投影になってしまうので、映像の歪みは避けられません。

低消費電力とはいえそれなりに発熱するので、冷却ファンが結構うるさいです。ボディが小さい分、ファンも小型の物が勢いよく回るので、大きいファンをゆっくり回すよりも気になります。

また、意外と簡単に焼き付きが発生します。焼き付きといっても永続的なものではなく時間が経てば治るものですが、PCを接続して静止画を表示すると気になります。

難点も多い安物の玩具ですが、寝ながらテレビを見るのが凄く快適なので私としては満足しています。ただ、欲を言えばコントラストがもっと欲しいですね。

既にWVGA(854*480)の超小型DLPが開発されているので、これを搭載した製品が出てくれば、このクラスのプロジェクタもかなりよくなると思います。

2009年11月21日 【PC環境・周辺機器】 | コメント(2) |
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