海外のサイト等で、GDIベースのストップウォッチアプリケーションを使って液晶モニタの遅延時間を測定しているところがありますが、VSYNCと同期していないカウンタの値では画面に表示されている数値が常に最新の値である保証がなく、正確性にかなり疑問があるので、DirectXを使ってVSYNCと同期して動くソフトを作ってみました。
LCDDelayChecker070905.zip
LCDDelayChecker070919.zip (07/09/19更新)
クローンだけでなく水平スパン、垂直スパンにも対応しました。
LCDDelayChecker090120.zip (09/01/20更新)
Vistaでの動作に問題があったので修正。また、Warningの判定を少し緩くしました。
LCDDelayChecker090215.zip (09/02/15更新)
モード3(カラーバー移動)を追加しました。

このソフトを使用して液晶モニタの遅延時間を測定するには、次の物が必要になります。
- DirectX9が使えるPC
- 映像出力が2系統あるビデオカード(分配器の方が望ましい)
- 液晶モニタ
- ブラウン管モニタ
- デジカメ
これら全てが揃っている人は稀だと思いますが、1つでも欠けると意味がありません。
詳しくは添付されているテキストファイルを読んでください。
なお、安定して動作しているときでもfpsの値が僅かに変動すると思いますが、1より小さい値の変動はただの測定誤差なので気にする必要はないです。