2014年11月27日

He3D DLT-180のキャリッジを自作しました

DLT-180(中華Kossel)のキャリッジは、普通のローラー3個を2020アルミフレームの溝に押し付ける方式で、リニアガイド等を使うのと比べて価格を抑えることができる反面、ローラーが消耗品で定期的に交換する必要があります。

国内で同寸法のローラーを探しても見つからなかったので、完全にすり減る前に国内で入手できるローラーを使って自作してみました。

自作キャリッジ

元のキャリッジではアームがキャリッジ中央に付いていましたが、それを一番上に移動することで出力可能な高さを20mm以上増やすことができました。エンドストップスイッチは真ん中のローラーで押すので、フレームの上いっぱいまで使うことができます。

必要なファイルはThingiverseで公開しています。

http://www.thingiverse.com/thing:566093

使用しているローラーは、トックベアリングのDO-22-H6です。1個あたり85円で買えます。2020フレームの溝は実測で6.3mm程度あるので、本当はもっと厚みのあるローラーがいいのですが、消耗品なので価格を重視してこれにしました。IDSO26-B2-11なら厚みが8mmありますが、価格が4倍になります。

私は頻繁に分解しているので、アームの固定にタミヤの「楽しい工作シリーズ No.180 3mmネジセット (60、100mm) 70180」の60mmのステンレスネジを使いました。左右のアームを1本の長いネジを貫通させて固定するので、キャリッジの内側にナットを入れる必要がありません。エフェクター側にもこのネジを使う場合は、少し短くカットしないと干渉すると思います。

ベルトクランプ部分は私のプリンターに合わせて作ってあるので、0.4mm以外のノズル径だとギザギザ部分が上手くプリントできないかもしれません。また、アームの太さが5mmより太いと、ベッド外周部分でベルトクランプ部分に干渉すると思います。その場合は、キャリッジを上下逆さまにすれば、造形エリアが減りますがアームは干渉しなくなります。

ローラーの外形がR5と緩やかなので、ある程度与圧をかけないと脱輪してしまいます。一番上のローラー部分を裏から押して軽い力で外れるようなら与圧不足です。ベルトを付けていない状態で、ぎりぎり自重で落ちてこない程度の締め具合がいいと思います。あまり締め過ぎると摩耗が速くなります。

まだ稼働実績9日なので、耐久性に関しては未知数です。

2014年11月27日 【3Dプリンター】 | コメント(3) |

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この記事へのコメント

はじめまして、

その後、摩耗具合等はどうですか?

またローラーを交換して印刷品質など、どうなりましたか?(TOKのベアリングはガタは大きいです?)
Posted by わたみん at 2015年06月01日

摩耗は問題ないですね。
出力品質はなかなか良いですよ。
Posted by 新坂 at 2015年06月01日

お返事有難うございます。
ベアリング自体はガタがあると思ったんですが、意外と影響が無いんですね。

いま、全設計で3Dプリンターを作っているので、
参考にさせていただきます。
Posted by わたみん at 2015年06月03日

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