私はパズドラが遊びやすいという理由で1225版ファームウェアを使っていましたが、1225以後も何度かファームウェアが更新されているので、そろそろ新しいファームウェアを入れることにしました。
N7300の公式なファームウェアとして手に入るのは2013/01/14版が最新だと思いますが、iNewがi2000という名前で売っている同一機種のファームウェアがN7300でも使用でき、こちらはビルド日時が2013/02/26と新しくなっております。
i2000用ファームウェア(20130226版)の特徴は次の通りです。
- root取得済み
- 内部ストレージ1GB
- 起動時のアニメーションがiNewのもので音が鳴る
内部ストレージが最初から1GBなのは助かります。i2000はフラッシュメモリが8GBみたいなので、4GBのN7300よりも余裕のある配分のようです。root取得済みなのは、パズドラ用には不便ですね。起動時に音が鳴るのも不満です。
今回はN7300にi2000ファームを入れてパズドラが遊べる状態にします。
用意するもの
いつものロシア掲示板からi2000ファームウェア(Dualcore.zip)を落とします。iNewのサイトへのリンクと、下の方にミラーもあります。
i2000ファームそのままでは、私のN7300にはカメラと液晶のドライバが合わなかったので、ドライバを変更できるバージョンのFlash Toolを使います。これは落とせる場所が、ロシアのアップローダしか見つかりませんでした。
ロシアの掲示板の説明では、CheckSum_Generate.exeも必要とされていました。(必要ない気がする)
パズドラを遊びやすくするためにunrootしたboot.imgを作りました。パズドラ等のrootedだと使えないアプリを使用する場合はこれを使います。
データ専用SIMを使うためのパッチも用意しました。CWMでインストールするので、zipのままSDカードに入れておきます。
CWMも必要なので、ロシアの掲示板からN7300_2.5 Gb to_FlashTool.rarも落としておきます。
ファームウェア更新手順
- VCOMドライバのインストール(説明省略)
- i2000ファームウェアを展開する
- N7300_2.5 Gb to_FlashToolのrecovery.imgをi2000ファームのrecovery.imgと入れ替える(CWMの導入)
- i2000_unroot_boot_img.zipのboot.imgをi2000ファームのboot.imgと入れ替える(default.propを修正してro.secure=1にしてあります)
- CheckSum_Generate.exeをi2000ファームのフォルダに入れて実行して、Checksum.iniを作成します。(この手順って必要?)
- SPMultiPortFlashDownloadProject.exeを実行してFlashToolを立ち上げます。
このファイルはアップロードした人が使いかけの状態でzipで固めたみたいで、その人のPC用の設定が残ったままなので、起動時にファイルが見つからないエラーが出ます。 - 初回起動時はData souce fileが空欄になっていると思うので、メニューのFactory database→Setup data source fileからFlashToolと同じフォルダにあるMTK_DATABASE.mdbを選択します。
同様にメニューのFile→Open Download Agent FileでMTK_AllInOne_DA.binを選びます。 - Scatter Fileボタンを押して、i2000ファームのフォルダにあるMT6577_Android_scatter_emmc.txtを選択します。
- Select senor and LCD(スペルが間違えている)を押して、Unlockを押すとカメラとLCDのドライバを変更できます。私の個体は、Main sensorはs5k4e1mipi_raw、LCDはRX_5720TM_501Aが適合しました。
- 右下のUSB PortのところをPreloader--->DAにします。
- Start allを押してから、N7300をシャットダウン状態でPCに接続するとファームウェアの更新が始まります。このときN7300が充電モードになってしまう場合は、一度電池を抜いてからつなぎ直します。ちなみにUSB3.0のポートに接続すると上手くいかないので、USB2.0のポートを使います。
- ファーム更新が終わったらケーブルを外して、ボリュームアップを押しながら電源を入れてClockworkMod Recoveryを立ち上げます。
- install zip from sdcard→choose zip from sdcardを選択し、I2000_datasim_patch.zipを選びます。インストールが終わったらreboot system nowで再起動します。
- まだroot取得状態なので、Google PlayからSuperSUをインストールします。SuperSUの設定の「スーパーユーザーを有効化」チェックを外すとパズドラが遊べるようになります。
N7300のファームは変にカスタマイズされているのか、Android4.1のはずなのに日本語設定でもfallback_fonts-ja.xmlが使用されないので、漢字が中華フォントになってしまいます。日本語フォント自体は同梱されているので、fallback_fonts.xmlの内容をfallback_fonts-ja.xmlと同じにすると日本語フォントになります。
/system/media/bootaudio.mp3 を削除するかリネームすると、起動時の音を無くせます。
不要なプリインストール中華アプリは、Titanium backup等を使えば消すことができます。
相変わらず、すごいスキルと情熱?ですね。
自分はこちらで教えてもらった方法ですっかり満足してしまっていまして、その後CFW等には手を出せておりません。
参考に、この記事のCFWの使い心地はいかがですか??魅力的ですかね?自分もパズドラにはまっているのですが、このN7300の機種は動作が今一つ遅いんですよねー
たまに再起動するまでWiFiが使えなくなることがありますが、残念ながらi2000ファームでも治っていませんでした。
いっそCFW書き換えようかと思いました。
でも最近はほとんどその症状が出なくなりました、以前は少し油断して、Wifiを接続したままにスリープ状態になってしまうと、ほぼ確実再起動しないとWiFiが使えない状態に陥っていたのですが…
なんででしょうね??