2010年08月05日

第2世代のLEDプロジェクタをまとめてみた

2008年末くらいから密かなブームになっているLEDプロジェクタですが、第2世代の機種が出そろった感じなのでまとめておきます。

第2世代というのは私が勝手に呼んでいるだけです。本当の第1世代は2006年くらいに出ています。ここでは、2008年末〜2009年までに出た機種を第1世代、2009年末〜2010年に出た機種を第2世代とします。

第1世代のLEDプロジェクタの傾向をまとめると、タバコサイズの超小型プロジェクタは解像度640*480、輝度10〜15ルーメン、手のひらサイズの少し大きめの機種は解像度800*600、輝度100ルーメン程度でした。第2世代の機種では、もっと明るくなり、多くの機種がHDMI対応になりました。

Optoma PK301

前回は日本で販売されている機種をまとめましたが、今回は日本でまだ売られていない機種がほとんどです。

販売元 製品名 輝度 方式 解像度 HDMI バッテリ 備考
Optoma PK201 20 DLP 854*480  
Optoma PK301 50 DLP 854*480  
iSiVal MP720B1 60 LCOS 1280*768 ×  
Samsung SP-H03 30 DLP 854*480 ×  
Samsung SP-F10M 1000 3LCD 1024*768 × $1200前後
Acer K11 200 DLP 858*600 ×  
LG HS201 200 DLP 800*600 ×  
LG HX300 300 DLP 1024*768 ×  
TAXAN KG-PL011S 200 DLP 800*600 × HS201とほとんど同じ

PK201/301は、バッテリ駆動のタイプでは現時点で最強と言っていい製品です。この機種があるために、このクラスの他の機種が全て選考外になったようなものです。

一見、854*480では解像度が低いように思えますが、16:9の映像を表示する場合は800*600の機種よりも高解像度になります。ゲームや映画鑑賞に使うのならば、この解像度も悪くないでしょう。

他にPK201/301の特徴として、USBからバッテリの充電ができます。USBで電力供給しながら投影という使い方はできませんが、出先でノートPCから充電できるのは便利かもしれません。

TAXAN(加賀コンポーネント)のKG-PL011Sは前回のリストにも入っていたものです。第2世代LEDプロジェクタの第1号とも言える機種で、早くからHDMI対応をしていました。元はLGのHS200という機種で、それを日本向けにローカライズしています。ちなみに海外ではHS200からFMトランスミッターを省略したHS201というモデルの方が安くて人気があります。

SamsungとLGはこの分野を引っ張る主要メーカーですが、残念ながらどちらも日本市場で物を売るのをやめてしまったので、日本でこれらの機種を手に入れるのは難しい状態となっています。LGの機種は加賀コンポーネントから出る可能性があるので、そちらに期待しましょう。

Acer K11は既に日本で発売されています。むしろ、日本以外で売ってる国を見つけるのが難しいくらい、日本に先行投入されています。K11はKG-PL011Sとほとんど同じスペックで、価格が5万円を切る程度なのが嬉しいところです。K11の価格に釣られて、KG-PL011Sも値下がりが続いています。

K11のスペックは標準的ですが、1つ残念なところは音声出力端子の類が一切ないことでしょうか。HDMIで入力された音声を外部スピーカーやヘッドホンで聞くことができません。本体にスピーカーもついていますが、オマケみたいなものなので音質には期待できません。

iSiValのMP720B1は台湾のメーカーがあちこちにOEMしている製品です。製造元はForever Plusという会社のようです。日本でもランサーリンクから、Finemini720という名前で出ています。(販売している会社によって仕様に書かれている輝度が少し違うので、中身が同じ物かは不明です)

MP720B1は、16:9の映像を表示するならこの中で最も高解像度であること、YouTubeにレビュー動画が豊富なこと、価格が安いことを評価してリストに入れました。現在Amazonではランサーリンクのも6万円を切っているので、買うならそちらの方がいいかもしれません。

現在国内で購入が出来るのは、Acer K11、TAXAN KG-PL011SとMP720B1の兄弟機のFinemini720だけです。Optomaは旧機種のPK101が日本でも売られていたので、PK201/301も期待できると思います。韓国勢のLGはTAXANに期待できますが、SamsungはOEM販売も無さそうなので輸入するしかないかもしれません。

レーザープロジェクタ

光源にレーザーを使用したプロジェクタも出ています。私が把握しているのでは、MicrovisionのShowWXとAAXAのAAXA L1があります。

これらのレーザープロジェクタは、通常のプロジェクタのように面で発光しているのではなく、細いレーザー光線でブラウン管のように画面を走査して映像を表示しています。フォーカス調整が必要なく、曲面にも投影できるという利点があります。

しかし、レーザーは荒い面に照射すると「スペックル」と呼ばれる斑点状のノイズが現れる性質があります。

YouTube - Microvision ShowWX and Optoma PK201 Head to Head Comparison

他の動画ではここまで酷い斑点は出ていないので、照射される面によるのかもしれません。

また、レーザーは法律による規制も厳しいので、高輝度化はあまり期待できないと思います。

2010年08月05日 【PC環境・周辺機器】 | コメント(2) |

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プロジェクタの方式というと普通はDLPやLCOSといった素子の違いが重要ですが、LED光源のプロジェクタではもっと重要な点があります。それは、光源が白色LEDなのか、それともRGBの3色LEDなのかと..
この記事へのコメント

最近増えてきたLEDプロジェクタの比較大変ありがたいです!
Posted by ちょび at 2010年08月12日

TAXANから新型のKG-PL021Xきました。
http://www.taxan-projector.jp/product/kg_pl021x/index.html
300lm、1024*768、HDMI対応、単焦点

やはり、これが本命ですかね。
Posted by 新坂 at 2010年09月11日

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