2009年01月17日

Visual Studio 2008の使い方 その6 外部ツール

VisualStudioの機能ではありませんが、一緒に使うと便利なアプリケーションを紹介しておきます。

・Spy++

Spy++はVisualStudioの付属ツールで、スタートメニューの「Visual Studio Tools」の中にあります。また、デフォルトでVisualStudioの「ツール」メニューに登録されています。

ウインドウのスタイルや親子関係の確認と、ウインドウメッセージのログ取得が主な機能です。特に後者のメッセージロギング機能は非常に便利で、ある操作に対してどのようなメッセージがどのような順番で送られてくるのか、簡単に確認できます。

・Dependency Walker

こちらもVisualStudio6.0の頃は付属ツールだったのですが、現在は無償ダウンロードでの配布となっています。

http://www.dependencywalker.com/

このツールは、ある実行ファイル(.exe)が依存しているDLLを調べることができます。また、そのDLLからインポートしている関数も知ることができます。

自分で作成したアプリケーションと一緒に配布しないといけないDLLを確認したり、他人が作ったアプリケーションの情報(使用しているDirectXのバージョン等)を調べるのに使えます。システムDLLからインポートしている関数を調べることで、そのアプリケーションが使用しているAPIも分かるので、似たようなアプリケーションを作る際の参考にもなります。

日本語を含むパスでは使えませんが、ユーザ作成の日本語化パッチを適用すると使えるようになるようです。

・Sysinternals

Sysinternalsは特定のツール名ではなく、有用なツールを公開しているサイト名です。現在はMicrosoftに買収されて、Microsoftのサイト内にあります。

http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/default.aspx

非常に多くのアプリケーションが配布されていますが、私がよく使うのは「Process Explorer」「FileMon」「RegMon」「DebugView」といったところです。

Process Explorerは実行中のプロセスに対する様々な情報を見ることができる、とても強力なツールです。あまりにも情報が多すぎて、私も全ては把握しきれていませんw

FileMonとRegMonはそれぞれファイルとレジストリのアクセスを監視するツールです。実行中の全てのアプリケーションからのアクセスを監視することができます。

DebugViewは単にデバッグメッセージを表示するだけのアプリケーションです。デバッガのように明示的にアタッチしたプロセスだけでなく、あらゆるプロセスからのデバッグメッセージを受け取ることができます。都合によりデバッガ上で実行できなかったり、デバッガは使いたくないときに便利です。

・XML Studio

VisualStudio2008にはXMLスキーマをグラフィカルに編集する機能がありません。一応、開発中のバージョンはMicrosoftのサイトにあるのですが、1年半ほど更新されておらずVS2008beta2でしか動きません。

XML Studioは無料で使える3rdパーティ製のXML開発環境です。全ての機能を利用するには有料のバージョンを購入する必要がありますが、グラフィカルなXSDエディタを使うだけなら無料で使えます。有料バージョンではVisualStudioに統合することができます。

http://www.liquid-technologies.com/XmlStudio/XmlStudio.aspx

Microsoftはさっさとこの会社を買収してくださいw

・バージョン管理システム

バージョン管理システムを簡単に説明すると、いつでも好きなところまで戻せるUndoといったところでしょうか。

例えば、アプリケーションに新しい機能を追加しようとして、途中まで作った時点でこのアプローチでは駄目だと判明した場合に、コードを追加する前の状態まで戻したくなります。バージョン管理システムを使用すれば、このような作業が簡単に行えます。

今どきのバージョン管理システムは、同じファイルに別々に加えられた複数の修正を自動的に統合するという機能もあるので、複数人での同時開発では非常に便利です。

数あるバージョン管理システムの中で現在主流なのはSubversion(通称SVN)ですが、有名なオープンソースプロジェクトは次世代のシステムに移りつつあります。

次世代のシステムは、Git、Mercurial(通称hg)、Bazaarの3つが有名で、現在も競争するように開発が進められています。基本的な使い方はどれも似たような感じで、1人で使う分にはどれでもいいでしょう。ちなみに私はMercurialを使っています。SVNと違って管理フォルダを大量に作らない点が良いです。VS2008のソリューションディレクトリ構成とも相性がいいです。

エクスプローラにバージョン管理システムを統合するTortoiseSVNなんていうのもありますが(Git用やMercurial用もあります)、エクスプローラの動作が重くなるので私は使っていません。また、SVNとMercurialにはVisualStudio用のプラグインもあります。

タグ:VisualStudio
2009年01月17日 【プログラミング】 | コメント(0) |

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