2007年12月31日

光学式マウスの話(有線vs無線)

基本的に無線式のマウスは有線式に比べて、あまりゲームには向いていません。

まず1つめの理由は、有線に比べると低い信頼性。プロトコル上の工夫で多少のノイズが混入しても操作にはほとんど影響しないようになってはいますが、それでも有線に比べると遥かにノイズ耐性が低いです。また、目に見えない電波を使用しているので、問題があっても分かり辛く、原因の特定が難しくなっています。

2つめは、バッテリを内蔵することによる重量の増加。例えばMicrosoftのComfort Optical Mouse 1000とWireless Optical Mouse 2000は同じマウスの有線/無線バリエーションと言える関係ですが、データシート上のスペックは有線版が119g、無線版が電池混みで131gとなっています。有線版はケーブル込みの重量でケーブルが40g程度なので(MS製の別のマウスがそのくらい)、マウス本体は80〜90g程度だと思います。

3つめの理由として、省電力モードがあります。無縁式のマウスはバッテリを長持ちさせるために、マウスが動いていないと判断すると自動的に省電力モードに移行します。この省電力モードからの復帰時に、僅かですが操作がモタつき、相手と目が合った次の瞬間には死んでいるようなシビアなゲームでは命取りになってしまいます。(参考リンク)

ロジクール(Logitech)からゲーマー向け無線式マウスのG7 Laser Cordless Mouseが出ていましたが、既に生産が終了しています。このG7では専用バッテリによる軽量化(単3電池2本が約50gなのに対して専用バッテリは18g)、ゲーム中は省電力モードにならない等の工夫で、通常の無線式のマウスが持つ欠点を克服しています。ただし、その代償としてバッテリのもちが非常に悪く、1日もたないようです。現在、ロジクールから新たなゲーミンググレードの無線式マウスは発売されていませんし、他社からも似たようなものは出ていないので、シビアなゲームに使える無線式マウスは無い状態です。

有線式マウスの線がわずらわしいという人は、コードホルダを試してみるといいでしょう。単なるコードを挟める錘だったり、バネで空中で支持する物など色々な種類があります。空中で支持するタイプでも、重量のある物がお勧めです。マウスパッドを挟んで固定するタイプは避けた方がいいでしょう。

2007年12月31日 【PC環境・周辺機器】 | コメント(0) |

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