1つ書き忘れ。
PCでゲームをする場合、液晶モニタが原因の遅延とは別の理由で、さらに遅延が発生します。次の図を見てください。

GeForce7600GSの画面のプロパティの一部ですが、初期設定では最大で3フレームの先読みレンダリングをするようになっています。
これは、アプリケーションに対しては描画が完了したように見せかけて、実際には最大で3フレーム分の描画処理を溜め込むという設定です。
これが無いとGPUがCPUから命令されるまで暇を持て余したり、GPUが前の仕事を終わらせるまでCPUが待たされたりして、スムーズに仕事が進みません。そこで、3日先の仕事の内容まで先に聞いておいて、指示待ちをすることなく黙々と仕事をこなすことで効率をあげようというのが、この機能です。
CPUが既に終わっていると思っている仕事が、3日分も溜め込まれているので当然ですが遅延が発生します。
この機能はSLIで特に効果を発揮し、3フレーム遅延してもfpsが3倍になれば変わらないはずというのが、NVIDIAの言い分です。
しかし、それにはアプリケーション側が可変フレームレートで動作するものでなければいけませんし、VSYNC同期も切らないといけません。
VSYNC同期をオンにしたまま60fps以上で動作するゲームを遊ぶと、GPUが描画命令を消化するスピードが1秒間に60回ずつに固定されてしまうので、いつまで経っても3フレーム(0.05秒)の遅延が解消されません。
私は最近はそれほど重いゲームは遊ばないので、多少の効率ダウンには目をつぶって、遅延重視でこの値を0にしています。
ちなみに、この項目は初期状態では見えないように隠されています。どうやって出すのかは覚えてないので省略。