2009年12月03日

SC_SCREENSAVEを繰り返し送信してくる犯人はDreamScene

私はプロジェクタを天井に投影してベッドに寝転がってPCを使用する際にXbox360の有線コントローラを使用しています。

ゲームコントローラでPCの操作をするのに、最初は定番のJoyToKeyを試したのですが、何故かスタートメニューが開けない等の問題が発生しました。JoyToKeyのバグかと思い、同じようなソフトを自作してみましたが、そちらでも同様の現象が発生しました。

具体的に何が起こるかというと

  • スタートメニューを開くと一瞬で閉じてしまう
  • MediaCenterをフルスクリーンで使用しているとタスクバーが出てくる
  • 一度本物のキーボードに触れるとしばらく収まるが、少しするとまた発生する

キーボードを触ると収まることから、スクリーンセーバーか省電力機能を疑ったのですが、どちらの設定もこんなに早く現象が発生するほど短い時間設定ではありませんでした。

実際に何がおこっているのかSpy++を使って調べてみると、キーボードやマウスを1分間触らずにいると、WM_SYSCOMMANDのSC_SCREENSAVEが1秒間隔で繰り返し送られていました。この時間は他の設定によらす、決まっているようです。

SC_SCREENSAVEは、フォアグラウンドウインドウに対してスクリーンセーバが起動することを通知するメッセージです。スタートメニューが閉じたりMediaCenterが微妙にフルスクリーンモードを解除するのは、スクリーンセーバの起動を察知して反応しているようです。しかし、SC_SCREENSAVEが届くにも関わらずスクリーンセーバが起動しないので、今回のような問題が発生したようです。

また、このメッセージをアプリケーション側で適切に処理することにより、スクリーンセーバの起動を抑制できます。ゲームや動画プレイヤーなど、ユーザがキーボードやマウスをしばらく操作していないがスクリーンセーバは起動して欲しくない場合に、このメッセージを処理してスクリーンセーバの起動を抑制します。

SC_SCREENSAVEは、自前のアプリケーションからPostしても、拒否されなければスクリーンセーバを即座に起動できる(起動してしまう)という性質のメッセージでもあります。しかし、拒否していないにも関わらずスクリーンセーバが起動しないことから、このメッセージを送ってくる犯人はサードパーティ製のアプリケーション等ではなく、Windowsのコアかそれに近いMicrosoft製のコンポーネントであることが予想されます。

結論として私のVista Ultimateに入っているDreamScene(Ultimateの特典の動画壁紙機能)が犯人であることが分かりました。動画壁紙は使用していませんでしたが、インストールしてあるだけで影響があるようです。アンインストールしたら、SC_SCREENSAVEは来なくなりました。

ちなみに、ユーザがキーボードやマウスを最後に動かした時間というのは、GetLastInputInfoというAPIで取得することができます。JoyToKeyのようなアプリケーションでは、SendInputというAPIを使ってマウスやキーボードの操作をエミュレーションするのですが、このSendInputでGetLastInputInfoの時間もリセットされます。しかし、今回問題になったDreamSceneの無操作時間の判定には、GetLastInputInfoとは別の時間が使われているようで、その時間はSendInputではリセットされないようです。

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2009年12月02日

再帰性反射(Retroreflection)

コンピュータグラフィックスを勉強している人ならば、鏡面反射と拡散反射という光の反射の仕方には馴染み深いと思います。しかしそのどちらでもない、再帰性反射という反射の仕方もあります。

鏡面反射

鏡面反射はその名の通り、ある面に当たった光が鏡で反射するかのごとく、正反射に近い角度で反射する性質です。ツヤや光沢が鏡面反射にあたります。特に滑らかな面で完全な正反射をすると、鏡になります。

specular

拡散反射

拡散反射は、ある面に入射した光があらゆる方向に均一に反射します。鏡面反射が見る角度(観測角)に依存して変化するのに対して、拡散反射はどこから見ても同じように見えます。

diffuse

再帰性反射

再帰性反射では、ある面に入射した光がそのまま光源の方に戻るように反射します。反射角は入射角のみに依存し、受光面がどこを向いていても同じように反射します。

retroreflection

自転車や自動車のテール部分やガードレール等に付けられている反射板が、この再帰性反射の性質を持っています。車のヘッドライトとドライバーの目線は非常に近い角度になるので、光源方向に鋭く反射する再帰性反射の性質は、ドライバーに注意を促すのに役立ちます。

また、猫などの夜行性動物の目にも再帰性反射をする組織があります。よく猫の目が光ると言いますが、本当に光っているのではなく、こちらから照らした光を強烈に反射しているので光って見えるだけです。

鏡面反射と再帰性反射は、拡散反射と比べると狭い範囲に集中して反射するので、同じ光量でも輝度が高くなります。しかし、反射する範囲が狭いので、観測角がずれると急激に輝度が落ちてしまいます。

プロジェクタ用スクリーン

拡散反射・鏡面反射・再帰性反射を上手く使い分けているものに、プロジェクタ用のスクリーンがあります。スクリーンには、マット系・パール系・ビーズ系の3種類がありますが、これらのスクリーンはそれぞれ拡散反射・鏡面反射・再帰性反射の性質を持っています。

パール系のスクリーンは鏡面反射の性質が強いので、プロジェクタの光が正反射する位置から見ると明るく見えます。天井付近にプロジェクタを設置する場合に向いています。

ビーズ系のスクリーンは再帰性反射の性質が強いので、プロジェクタの投射位置の近くから見ると明るく見えます。プロジェクタを低い位置に置いて、その近くから見るのに向いています。

主に交通安全のために使われる再帰性反射材が手元にいくつかあったので、これをスクリーンとして使用したらどうなるか試してみました。用意した反射材はほぼA4サイズで、白色と黒色の2枚です。特に黒い方は面白くて、黒いのに反射するという不思議な素材です。(拡散反射光がほとんどないので黒く見える)

再帰性反射材をスクリーンとして使用

使用したプロジェクタは前回紹介したμviewで、明るさは15ルーメンしかありません。横幅170cmくらいになるように投影しているので、A4の30倍程度の面積に相当します。

前回のA4サイズに投影した場合と比べて、30倍の面積に投影しているにも関わらず、かなり明るく見えるのが分かると思います。ただし、これだけの明るさが得られるかわりに視野角は非常に狭くて、角度が2度ずれるだけで半減、15度もずれるとほとんど見えなくなってしまいます。

これではプロジェクタが視界を遮らない位置で見るのはほとんど不可能で、スクリーンとしてはとても使い物になりませんね。

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2009年11月21日

ポケットサイズLEDプロジェクタ μ view を買ってみた

以前から光源にLEDを採用したプロジェクタが欲しいと思っていたのですが、第1世代にあたる機種がこのところ値崩れ傾向にあるので1つ買ってみました。

私が購入したのはTHE MEDIAが販売するμ viewで、アドテックが販売するAD-MP15Aと外装が異なるだけの同等品です。購入時の価格は15,990円+送料700円の16,690円です。

スペックは、明るさが15ルーメン、VGA(640x480)解像度のLCOS方式、コントラスト比200:1となっています。プロジェクタとしては玩具のレベルで、巨大スクリーンで迫力のある映画を見るという用途には向いていません。

同クラスで超小型DLPを採用したOptoma PK101がコントラスト比1000:1なのに比べると、コントラスト比の低さが気になります。ただし、PK101は解像度が480*320しかないので、文字を読むのは厳しそうです。

この機種の15ルーメンというのはどの程度なのか、試しに明るい部屋で壁にA4サイズで投影するとこのようになります。

明るい部屋でA4サイズで壁に投影

次の写真は昼間にカーテンを締め切った状態です。(実際は読み書きできる程度に明るい)

昼間にカーテンを締め切ってA4サイズで壁に投影

A4サイズでこの程度なので、昼間はあまり使えません。

夜で完全に真っ暗の状態ならば、36インチ程度でテレビ感覚で普通に使えて、46インチでも見れるレベル、60インチでも明るい映像なら我慢すれば見れなくもないといった感じです。プロジェクタ用のスクリーン無しでの状態なので、ある程度ゲインの高いスクリーンを使用すれば60インチでも使えそうです。ただし、このプロジェクタは時分割によるRGB合成ではなく、液晶モニタのようにRGBのサブピクセルでカラー表示を行っていいるので、60インチまで伸ばすと目が良い人はサブピクセルが見えて気になるかもしれません。(気になるようなら少しフォーカスをボカせば良い?)

こんな玩具のようなプロジェクタですが、1つ素晴らしい使い方があります。それは、天井に投影して寝ながらテレビを見ることです。私はこれがやりたくて購入しました。

寝室の天井に投影

これは寝室のベッドの真上に投影した状態で、画面の大きさは46インチ程度です。この写真では部屋も映るように少し明るくしていますが、完全に真っ暗な状態だと十分に見れる明るさです。寝る前にテレビや映画を見るという使い方だと、明るすぎるのは逆に困るので、このくらいがちょうどいいです。(実写の暗いシーンはちょっと厳しい)

製品に付属するミニ三脚を使って上向きに設置することも可能ですが、この機種は縦長なので重心がくずれて倒れてしまいます。このあたりのいい加減さが安物という感じですねw

普通のプロジェクタを天井に向けて設置すると熱の影響で壊れてしまうようなので、低消費電力のLEDプロジェクタならではの使い方です。ランプ寿命を気にせず使えるのも良いです。

ちなみに、この製品には(他の同クラスの製品も全てそうだが)台形補正機能がありません。スクリーンに対して斜めから投影すると、プロジェクタに近い側と遠い側で投影距離に差ができるので映像が台形に変形してしまいます。天井の見やすい位置に投影すると必然的に斜めからの投影になってしまうので、映像の歪みは避けられません。

低消費電力とはいえそれなりに発熱するので、冷却ファンが結構うるさいです。ボディが小さい分、ファンも小型の物が勢いよく回るので、大きいファンをゆっくり回すよりも気になります。

また、意外と簡単に焼き付きが発生します。焼き付きといっても永続的なものではなく時間が経てば治るものですが、PCを接続して静止画を表示すると気になります。

難点も多い安物の玩具ですが、寝ながらテレビを見るのが凄く快適なので私としては満足しています。ただ、欲を言えばコントラストがもっと欲しいですね。

既にWVGA(854*480)の超小型DLPが開発されているので、これを搭載した製品が出てくれば、このクラスのプロジェクタもかなりよくなると思います。

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2009年11月19日

LED光源プロジェクタでお手軽ホームシアター

数ある映像機器の中でもっとも贅沢な物は何かというと、私はプロジェクタではないかと思います。今ではテレビも画面が大きくなり、更にハイビジョン化で画質もよくなりましたが、プロジェクタのもつ映画館のような雰囲気にはかないません。

しかし、プロジェクタで映像を見るには、スクリーンを設置し、部屋を暗くしないといけないという手間がかかります。また、ランプの寿命が短く、あまり気軽に使うこともできません。このような「めんどくささ」がプロジェクタを贅沢に感じさせ、また購入をためらわせる要因となっています。

そんな中、去年あたりから、従来のプロジェクタよりも気軽に使えるLEDプロジェクタという物が密かなブームになっています。

Dell M109S

参考リンク: 西川善司の大画面☆マニア 第109回 携帯やiPodにプロジェクタが内蔵される時代が来る!? 〜超小型などプロジェクタ最新事情編〜 (AV Watch)

LEDプロジェクタは次のような特徴があります。

  • 光源に高輝度LEDを使用していてランプ寿命が非常に長い(20,000時間)
  • 水銀ランプ等に比べると輝度がかなり落ちる(1/10〜1/200程度)
  • 低発熱で小型化できる

ランプ寿命は多くの製品で20,000時間をうたっています。これは1日8時間使ったとしても7年くらいは使えるので、実質的に寿命がないと思っていいでしょう。7年もしたら他のところが壊れますし、もっと良い製品出てますよね。そもそも1日8時間も使いませんが。

光源の明るさは、通常の水銀ランプ等を使った製品では安い物でも2,000ルーメン程度ありますが、LEDプロジェクタでは10〜200ルーメン程度です。明るい部屋での使用は無理と思っていいでしょう。

明るさがあまり無い分発熱も少なく、非常に小さくすることができます。10ルーメンクラスの製品は携帯電話程度の大きさで、バッテリ駆動も出来る物が多いです。大きさが携帯電話程度どころか、携帯電話やデジカメにプロジェクタを組みこんでしまった製品も既に出ていますね。

LEDプロジェクタを大きく分類すると、バッテリ駆動も可能で持ち歩ける10〜20ルーメンのものと、据え置き型のプロジェクタをそのまま小型化したような50〜200ルーメンのものの2種類に分かれます。

現在日本で簡単に入手できる、主にVGA解像度以上のLEDプロジェクタをまとめてみました。

販売元 製品名 明るさ 方式 解像度 PC入力 バッテリ 備考
3M MPro110 10 LCOS 640*480  
3M MPro120 12 LCOS 640*480  
Optoma PK101 10 DLP 480*320 ×  
Optoma PK102 10 DLP 480*320 4GBメモリ内蔵
海連 プロジェクタ X Pro920 10 LCOS 640*480 ×  
EXEMODE MPJ-30 10 LCOS 640*480 × X Pro920同等品
サンコー ミニジェクター 10 LCOS 640*480 × ×  
Ability Create minipro DEP-100 10 LCOS 640*480 × × ミニジェクター同等品
アドテック AD-MP15A 15 LCOS 640*480  
アドテック AD-MMP15A 15 LCOS 640*480 × USBメモリ対応
THE MEDIA μ view 15 LCOS 640*480 AD-MP15A同等品
サンコー Miseal mini PROJECTOR 25 LCOS 800*600 ×  
Dell M109S 50 DLP 858*600 ×  
BenQ Joybee GP1 100 DLP 858*600 × USBメモリ対応
Acer K10 100 DLP 858*600 ×  
加賀電子 KG-PL105S 140 DLP 800*600 ×  
加賀電子 KG-PL011S 200 DLP 800*600 ×  

同等品というのは、全く同じ製品で販売元が違うだけだったり、外装が違うだけで中身が同じ製品です。基本的に、備考に同等品と書いた物の方が安く購入できます。

上にあげた25ルーメン以下のポータブル機には台形補正の機能がないので、スクリーンに対してまっすぐに投射する必要があります。軽くて小さいので設置場所にはあまり苦労はしませんし、見るときだけ設置して終わったら撤去するのも簡単なので、あまり問題はないでしょう。

今はまだ静かなブームといった状態ですが、ポケットサイズで解像度800*600で33ルーメンの製品が出てきたり、1280*720の解像度でHDMI対応機が出てきたりと、来年はLEDプロジェクタが大ブームになるかもしれません。

次世代の製品も気になりますが、ここのところ旧製品のセールが多いので、私も我慢できずに1つ買ってしまいました。私が買ったのはポータブル機の中では評判の良いAD-MP15Aの同等品のμ viewです。次回はこの製品のレビューでも書こうと思います。

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2009年10月31日

地デジ視聴成功しました

前回、視聴ソフトをハックして動かしたeMachinesのテレビチューナーPIX-DA021ですが、ついに地デジの視聴に成功しました。

以前、姉妹品のPIX-DA020がジャンク品で580円で売られていた時期があり、それを動作させたという先人の情報が参考になりました。

まず視聴ソフトですが、わざわざeMachines用のソフトをハックせずとも、ピクセラのサイトで配布しているStationTVが使えました。PIX-DA022等のダウンロードページに、アップデータという名目でファイルが置いてありますが、これが既存ソフトを更新するものではなく、新規にインストールするフルセットのソフトウェアでした。

ただし、現在配布されているStationTV Ver.8.4.3502は、ダビング10対応のファームウェアにしないと使えません。先にファームウェアを更新する必要があります。

ファームウェアの更新には、eMachinesまたはGateway用に配布されている、ダビング10アップデータを使用します。実際には他の機種用(地デジ専用モデル)ですが、PIX-DA021にもそのまま使用できます。

ファームウェアを更新するには、まずダビング10アップデータに入っているStationTVを先にインストールします。次にMenu.exeを実行するとファームウェアが更新されます。付属のStationTVをインストールせずに(ピクセラのサイトから落としてきた最新版を入れた状態で)Menu.exeを実行すると拒否されてしまいました。

ファームウェアの更新が完了したら、このStationTVは少し古いのでさっさとアンインストールします。

最後にピクセラのサイトにある最新版のStationTVをインストールして終了です。

PIX-DA021で地デジ視聴成功

これで実質的にPIX-DA022と同等になったので、しばらく使えそうです。あとはWindows7対応ドライバが出ればいいのですが。

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2009年10月30日

PCにテレビチューナーを付けてみた

Windows7を購入した知人と7のメディアセンターは地デジに対応しているという話をしていたら、家にもPC用地デジチューナーがあることを思い出しました。

数年前に故障したノートPCの代替として緊急購入したeMachinesのデスクトップ機(展示処分品)に、デジタル/アナログ両対応のWチューナーが搭載されていました。当時はまだ我が家で地デジの視聴はできず、そのマシンの設置場所もテレビを見るような環境ではなかったので、せっかくのWチューナーも全く使用することなく眠っていました。

現在は我が家でも地デジが(一部チャンネルのみ)視聴可能で、加入しているケーブルテレビ局がアナログでは見れない局をデジタルで配信しているので、せっかくなので自分のPC(Vista)にeMachinesのチューナーを移植することにしました。

搭載されていたテレビチューナーは、ピクセラ社のPIX-DA021というモデルで、現在ピクセラから単体発売されているPIX-DA022の姉妹品のようです。

ドライバと視聴ソフトは、eMachinesのサイトからダウンロードすることができます。

さっそくPCにカードを装着し、ドライバと視聴ソフトをインストールし、視聴ソフトであるStationTV for eMachinesを起動してみると…

stationtv

どうやら、プリインストールの視聴ソフトは起動環境が制限されているようです。

当時はPC向けの地デジチューナーの単体販売が認められておらず、メーカー製PCへ最初から組み込んでの販売しか許可されていなかったので、予想はしていましたが。

この程度の起動プロテクトくらいプログラマを名乗るなら解除できて当然だよねーというわけで数年ぶりにOllyDbgを起動・・・何か変だと思ったら、これ.NETアプリケーションですねorz

.NETアプリケーションのハックなんてしたことないよーと泣きを入れつつも、Silverlightの経験でマネージコードは高度なリバースエンジニアリングツールがあることを知っていたので、さっそく.NET Reflectorにかけてみると・・・しっかりと難読化されてます。まぁ、当然だよね。

私にとっては専門外の.NETアプリケーションと難読化という障害はありましたが、このようにエラーメッセージをDialogやMessageBoxで表示するアプリケーションは、私に言わせれば「問題の場所を自分から教えている」状態なので、1時間程度でハック終了。無事に起動できました。

映像はオーバーレイなのでキャプチャできず

これで私のPCでも地デジが見れる…と期待したのもつかの間、アナログ放送は問題ないのだけれども、デジタル放送はチャンネルスキャンをすると視聴ソフトが何も言わずに落ちてしまいます。PC本体とセットで販売されていたソフトなので、元のPC以外での動作テストが不十分でしょうか。

今のところ、この問題の解決はできていません。せっかく地デジチューナーが付いているのに、アナログで見ています。

結局この視聴ソフトはVistaではあまりにも使いにく過ぎるので、視聴には主にメディアセンターを使用しています。

メディアセンターで使えるなら、OSをWindows7にすれば地デジチューナーが使えるかもしれない…と期待しましたが、姉妹品のPIX-DA022もWindows7では使えないようなので断念。

うちはどうせ区域外再送信の問題で、地デジにすると視聴できるチャンネルが減ってしまうから、2011年までアナログでいいけどね!(負け惜しみ)

普通の人はこんな悪あがきをせずに、素直にWindows7と対応チューナーの購入をお勧めします。

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2009年10月20日

SilverlightとFlashの動画再生負荷を比べてみた

YouTubeでは、URLにfmt=18やfmt=22を追加すると、mp4フォーマットでH.264+AAC形式の動画を取得することができます。fmt=18はiPod用、fmt=22はHD画質となっています。

Silverlight3はこの形式に対応しているので、実はYouTubeの動画をSilverlightで再生することも可能です。

ただし、現在YouTubeはcrossdomain.xmlによって、外部サイトからのFlash/Silverlightのアクセスを拒否しているので、Silverlightから直接YouTubeのファイルは再生できません。いったん動画ファイルをダウンロードするか、crossdomain.xmlを無視してファイルを取ってくるプロキシ的な物を用意する必要があります。

そこで今回は、同じ動画をSilverlightとFlashで再生して、CPU負荷を比較してみました。

Silverlightでの再生にはExpression EncoderについてきたMediaPlayer.dllを、Flashでの再生にはYouTubeをそのまま使っています。動画の表示されるサイズが全く同じになるように調整し、再生中のCPU使用率を調べます。

今回テストに使用した動画は「Where the Hell is Matt? (2008)」です。Matt Hardingさんが世界中で様々な人種の人達と楽しそうにヘンテコなダンスをする動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=zlfKdbWwruY&fmt=22 (HD画質)

http://www.youtube.com/watch?v=zlfKdbWwruY&fmt=18 (iPod用)

テスト環境はCPUがCore2Duo E8400、OSがVista SP2、ブラウザがIE8です。CPUのクロックは最高値で固定になるように設定してあります。

Silverlightで再生

Silverlightで動画再生

Flashで再生

Flashで動画再生

正確に集計をしたわけではなく、値の変動を見ながら私の感覚で平均を取った感じだと、Silverlightでは28%程度、Flashでは26%程度といったところでした。

僅かですがSilverlightの方がCPU負荷が高い印象でしたが、タスクマネージャのグラフからも分かるように、Flashでは1つのコアしか使われていないのに対して、Silverlightでは2つのコアが平均的に使われています。

実は最初に実験したときはCPUのクロックを可変にしたままやってしまい、SilverlightでのテストではCPUのクロックが低い状態で見かけ上の負荷がもう少し高くなってしまいました。

現時点ではSilverlightの方がマルチコアを上手く使っている感じです。

ただし、同じテストをAtom N270のネットブックでiPod用動画を使用して行ったところ、Flashでも2つのコア(HTですが)を使っていました。CPUによってコードを変えているのかもしれませんね。

ちなみにネットブックでのCPU使用率は、HD動画とは逆にSilverlightの方が少し低かったです。

もう少し有意な差があれば「動画共有サイトはSilverlight(またはFlash)で作るべき」みたいな結論も出たのですが、今回は微妙な結果となりました。

ところで先日、Flash Player 10.1でGPUを使用した動画再生支援にも対応することが発表されました。現在はAtomでYouTubeのHD動画を見ると紙芝居になってしまいますが、今後は改善されそうです。今までは嫌われていたUS15Wチップセットを搭載したネットブックが、強力な動画再生支援機能のおかげで945GSE搭載機よりも優位になるかもしれませんね。私のネットブックは945GSEなので、そうなったら悲しいですがw

タグ:Silverlight
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2009年09月19日

自由度の高い全方位シューティングゲーム Hexcelle

Hexcelle』は、自由度の高い全方位シューティングゲームです。

hexcelle1

自機も敵機も六角形の細胞(以下Hex)の集まりで、その組み合わせで能力が変化します。障害物や敵機を倒すことで出てくるパワーアップアイテムを集めて、Hexを増やして成長していきます。

操作方法はWASDで移動、マウスで弾を撃つ方向を狙って左クリックで弾を撃ちます。青いHexがあるときはスペースで機雷を設置します。パワーアップアイテムを集めて1.0以上溜めたら、[E]を押すとEvolve(進化)できます。

EvolveではSpawnの数だけ新規Hexを増やすことができ、Mutationの数だけ既存Hexの色を変えることができます。新規Hexは隣接するHexと同じ色に変更できますが、新規Hexに対してMutationは使用できません。しかし、隣接するHexにMutationを使用すれば、新規Hexも自由に色を変えられるようになります。

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タグ:ゲーム紹介
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2009年09月17日

おすすめPC用小型スピーカー

PCのパーツの中で、交換して一番変化を感じるのは何かというと、私はスピーカーではないかと思います。

スピーカーはいまだにアナログ的なデバイスで、製品ごとの差も非常に大きいです。特に低価格スピーカーの品質は酷く、2000円以下で売られているスピーカーや、多くのPCの付属スピーカーなどは、かなり酷い状態です。

大雑把な目安として、スピーカーを持ち上げてみて軽かったら音質には期待できないと思っていいでしょう。2.1chでサブウーファーがついているなら別ですが、2chのスピーカーでまともな製品は間違いなく重いです。小型のタイプでも片方のスピーカーだけで1kg近い重量があります。

PC用のスピーカーはできれば10cm以上の径のものが理想的ですが、PC周りにあまり大きなスピーカーを置きたくないという人も多いと思います。今回は小型で評判の良いスピーカーを紹介します。

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2009年09月04日

東方星蓮船不具合修正ツール

ここ数日、一部の環境で東方星蓮船の1面の船の影が白くなるという話題がホットなようなので、私もネットブックにインストールしてみたら確かに白くなりました。

ぱっと見た感じでは、巨大ポリゴンに頂点フォグをかけているのが原因のように見えたので、試しにピクセルフォグに切り替えてみたら直りました。

1面でしか確認していませんが、特に副作用もなさそうなので不具合修正ツールとして公開しておきます。

th12fix-090904.zip Version 1.0 (2009/09/04公開)

使い方は縦画面化ツール等と同じで、同梱のd3d9.dllを東方星蓮船のインストールフォルダにコピーするだけです。縦画面化ツール等と共存はできません。